(写真:わくわく種まきランドと芝生エリア、種まき食堂&酒場)
*この画面は上下左右にスクロールします。
今年のわくわく種まきランドは、竹ジャングルジムが登場!
ビルの街の真ん中に、子ども達のフリースペースが登場しました。
高さは10メートルくらいはあったかな? みんな必死で登って大騒ぎ。てっぺんまで登ったのはいいけど、あまりの高さのせいか、竹にしがみついている子もいました。私はのぼってないんですが、後で、てっぺんからの写真を見てびっくり。ステージもテントも遥か彼方に小さく見える。うん、これは怖いよ、絶対。
でも登りたいよね。楽しいもん。青空に浮かぶアドバルーンに続き、今年初登場の傑作アトラクションでした。
こんなに大きなもの、つくるの苦労しただろうなあ。つくって連れた人達(バンブーファクトリーかな?)、ありがとう!
芝生エリアには、その他にも、自然育児友の会やナマケモノ倶楽部、9パン、非電化工房、ボディ—クレイなど、循環型の楽しい暮らし方のメッセージを発信しているブースがならんでいました。みんな芝生でゴロゴロしたり、のんびりご飯食べたり、ゆったりまったりお祭りを楽しんでくれていたみたい。スローでゆったりしていて、なかなかいい風景ですね。
さてさて、気になるご飯ですが、コチラも充実していました。
アースデイマーケットでおなじみの「みやもと山」、援農にも出掛けるオーガニックカフェ「油揚げ」、ベジタリアン豚骨ラーメンが人気の「Your Big Family」、種類豊富なスイーツをそろえた「みどりえ」など、人気のお店が軒を連ね、お昼時にはどのお店もお客さんでいっぱい。その隙間に滑り込みながら写真を撮っていました。「ちょっととらせてもらっていいですか?」とお客さんに声かけながらの撮影。オフィシャルカメラマンの強みですね。忙しい時間帯なので売り切れている商品も結構ありましたが、その分お客さんもたくさん写って、賑わいと臨場感は伝わるようになったかな。
どこのお店もおいしそうな上に、知り合いも何人か出していたりして、なかなかチョイスが難しい。いろいろ迷った末に、以前の職場の同僚がやっていて、料理教室仲間が手伝いに入っているマクロビオティックケータリングの「peace Deli」のカレーにしました。ですが、あと2、3人のところで、なんとご飯切れ。あと5分で炊けますという言葉を信じてしばらく待っていると、炊きたての玄米とベジカレーがやってきました。そしてボランティアのルミ&ジョーと一緒に、それぞれが買ってきた3種のカレーチェック。「菜食兼美」「カフェOHANA」、それぞれ違う味で、どれもおいしかったです。やはりカレーはやめられませんね(笑)。
写真を撮りながら会場をウロウロしていると、いろんなお客さんの声が聞こえてきます。
中でも印象に残っているのがこんな言葉。
「芝生があるのがいいよね」
「こっちの方がアースデイみたいだね」
みんな地球や仲間のことを思いながら、ゆったり過ごしてくれてるんだなと、なんだか嬉しくなりました。
そして、出演者の言葉で、「ああ、時代なんだな」と思ったのが、辻信一さんのこの言葉。
「昔、僕たちが日比谷公園に来るのはデモの時だったんだけど、あの時はコンクリートしかないと思っていたんだよ。でも、ここにも土があったんだね。僕たちの目には入っていなかったんだね」
叫び声を上げながら、怒りの拳をあげなければいけないと時もあるでしょう。
だけど、もしもそれができるならば、歓声の中で、喜びの拳をあげていたいもの。
そして、それが可能な時代になったと、改めて思うのです。
こんな時、この場所で生きている私たちは、きっと、とても
幸せ。
なのでしょうね。